社会と未来を担うはずの若い世代の現実
http://www8.cao.go.jp/jisatsutaisaku/whitepaper/w-2010/pdf/gaiyou/pdf/g04.pdf
平成10年(奇しくも私が社会に出た年)から、自殺者は急激に増えた。
そして、統計では、15歳~39歳までの世代での死因の要因第1位は、
いずれも「自殺」。
シルバーデモクラシーなんかに陥っている場合ではない。
若者が希望を持って生活と子育てができる社会の構築は、
団塊ジュニアが40歳を数年で迎える現在、何よりも増して急務なことだ。
若い世代が生活できなくては、高齢者福祉の社会負担は増え増税につながり、
少子化はさらに悪化し、国は成り立たなくなる。
それなのに、事業仕分けなどで若者の就業と育成、そして生活の余裕は
失われている。
もう、残された時間はほとんどないのだが…。
高齢者、団塊世代への課税や福祉の削減を進め、内需を早急に拡大し、
技術や人材、就業の場の海外流出に歯止めをかけなくてはいけない。
目先の成果主義や義務感なき権利者意識から脱却しないと社会その
ものが持続しない。
日本はもはや、生活面における先進国、平和な国などではない。