政治は誰のもの?
参院選で、谷亮子さんが出馬し、当選した。
出馬当初から、
「二兎を追うとはふざけている、なめている」
「まともに働けるわけがない。柔道だってダメになるだろう」
などとの批判、それも感情的で根拠のないような
批判が多くされてきた。
曰く、
「政治だけに専念しろ」
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自分はこの意見に大反対。
民主政治、議会政治とは、生業を持つ人間が本来
ボランティア的に参加していろいろな決めごとをして
行くものだと思っている。
実際にそのような国もある。
それが、いわゆる
「政治家」
のような”専門職業”が成り立つことから、
社会や国民から政治を遠ざけ、
党利党争の国民不在に走らせることにもなる。
彼らは「政治」を考えているのであって
「市民生活」を考えるのではなくなる。
だから、政治家ほど、生業を別に持ち、そのうえで議員として
参加してもらうことは、とても大切だと思っている。
ただし、谷議員には、くれぐれも自分の意思で動いてもらいたい。
絶大な権力の操り人形になることがあれば、
とうてい応援する気はなくなる、と思う。