地デジ 「5000円のチューナーで今までのテレビが使えますよ」
エコポイントの締め切りが迫り、また、来年からの地デジ移行のタイミングもあり
大手家電量販店のテレビ売り場などはここのところ連日、大盛況だという。
一時期に比べ、32型のテレビなどもだいぶ安くなり、しかもエコポイントを考えれば、
ずいぶん手が出しやすくなったのも事実だ。納期は、人気機種では1月半ばになるという。
しかし、いくら手が出しやすくなったとはいえ、数万円するのは事実で、
デフレとはいえサラリーマンの平均年収も下落している昨今、決して庶民には気楽な額ではない。
ちなみに、我が家はあまりテレビも見ないので、相変わらず私が独身時代に使っていた20型のアナログ液晶テレビを使っている。7年前に7万円ほどで購入したもので、まだ十分に使える。
では、地デジになったらどうするの?
ということになるが、それはもう対応済み。
インターネットで、5000円ほどの地デジ化チューナーを購入したのだ。
実のところ、テレビなどよほどのことがなければ買い変える必要などない。
ただ単に、テレビをいままでどおり見られればいいのであれば、地デジチューナーを
数千円で買えばちゃんと見られるのだ。
Amazon 地デジチューナー 検索結果
しかし、政府も家電メーカーもこのことをほとんど広報しない。
エコカー減税しかり、新しいものを買わせることが目的で、そこからおカネの流通拡大・産業活性化を図りたいのだろう。
でも、数万円の大金を出してテレビを買わないと、来年からテレビが見られない状況に国民を追い込むのはどうか。
政府はテレビを買わずとも今までのテレビが使えるチューナーの存在をもっと積極的に広報したほうがよいし、
外国の例のように、困窮者にチューナーを買えるチケットなどを補給するなどの対策が前面に出されてもよいのではないかと思う。