学生時代より「豊かさの探求」を命題として、まちづくりの仕事を希望してきました。
「豊かさ」に画一的な正解はありません。
その地域ごとに自然や人の営みがあり、「豊かさ」の形や尺度は様々です。
でも、確かに言えるのはその「豊かさ」には「文化性」と「経済性」が伴わなくてはなりません。
また、「ハコモノありき」ではなく「日常の暮しの豊かさ」への視点ありき、だと思っています。
私は主体的な地域の人とともに、その地域の「豊かさ」探しと実践のお手伝いをしたいと思います。
私は「超就職氷河期」世代です。
学生時代から、常に右肩下がりの閉塞社会の中で生きてきました。
現在の子育て世代は
10年以上前の同年代と比べ大きく資産形成がなされていないなど、
少子高齢化とともに将来的な社会の持続性に赤信号がともっています。
そのような状況でも、これからの社会の子供たちには、
一つでも多くの希望を、夢を見させてやりたい。
将来彼らが自分たちで描く人生のキャンバスとしての
「まち・地域」をつないでいきたい、と強く願っています。
(Land for Next Generation = 次世代のための地)
私の強みは、古い大切なものを尊敬、活用しつつも縛られず、
創造的発想を持っていること。
特に、同じ時代を生きてきた同年代の状況を理解しながら、
ともに考えることができることです。
Do it ourselves(D.I.O)
多くの地域において、行政の財政もひっ迫した状況です。
もう、かつてのように誰かがやってくれることはありません。
自分たち、子供たちの幸せな暮らしを自分たちの手でつくろうよ。
私は「東京から来たコンサルが何か押し付けて行った」
ではなく、コミュニケーションをしていきながら
「自分たちでつくっていく」”D.I.O”を提唱しています。