只今、伊豆下田での仕事からの帰り道。伊豆急行線の車内です。
この時間はもう特急はないので、自宅のある日野まで在来線を乗り継いで帰ることに。
18時に下田入りして、まさにとんぼ返りです。
昨日も、中心市街地活性化の協議会支援のお仕事で熊本県八代市に日帰り。
こちらもとんぼ返りですね…
本当は、その町に泊まって、現地の方たちとの交流を持ちたいのですが、
やることが詰まっていて思うようにならず…。これはいけません。
今日のお仕事は、伊豆の下田市でまちづくりに動き出したいと考えているの
若い人たちの研究会4回目中の第2回。
前回、まちづくり事例についての勉強をしたので、今回からはワークショップ
でまちづくりの考え方や方向性を共有していきます。
付箋をもとに、みんなで模造紙の前に集まり、一人ひとり発表とともに
考え方を述べていきます。
危機感を持つやる気ある若者たちだけあって、意見や話は尽きません。
あっという間に2時間が経ってしまいました。
本当は、あと2時間ぐらいほしかったくらいの熱気でした。
それだけ、みなさん真剣にまちのことを思っているんです。
このような若い人たちの集まりは、地域にとって、宝物だと思います。
若い人たちを取り巻くまちづくり環境は、決して簡単なものではありません。
下田市の地域環境しかり。数字を見る限り、地域活力は確実に下がっています。
でも、若い人は厳しい経済環境下に商売や仕事、家族を抱え、さらにはさまざまな
地域社会の壁に向かい合っていかねばならないのです。
だからこそ、このようなグループの皆さんが夢を共有し語らいながら、
大きいことはせずとも一つ一つ積み重ねていくことは大切だし、
上の世代の皆さんには、その道を開き、場を与えるという寛容さを与えて
ほしいものだな、そして、いろいろな人がやがてつながって同じ目標に
向かっていけたらな、と思います。
まだ、小さな種。
これおおきく育つことを祈りつつ、つい自分ができることを考えてしまいます。
楽しい、夢のあることが共有できるといいな。