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2007年07月 アーカイブ

2007年07月15日

NHK 風林火山 上田原の戦い

NHKの大河ドラマ「風林火山」にどっぷりはまっている。
ひさびさに骨太のドラマで見ごたえがある。

本日は、敗北を知らず、敗北を恐れる
武田晴信の無謀な作戦が元で晴信の重要な両腕、板垣と甘利が
討ち死にをする「上田原の戦い」。

甘利を演じる竜雷太、
板垣を演じる千葉真一の演技が光る。

いぶし銀の演技は、武勇だけではなく情の深みを
うまく描き出していた。

また、晴信を演じる歌舞伎役者の市川亀治郎も、
「濃い」信玄を演じている。

武田氏の歴史の基礎資料である「甲陽軍鑑」は、
江戸時代に編纂された創作物であり、実際の武田の
あり方がそうであったのかは不明である。
(山本勘助の実在自体も議論はあるのだが)

しかしながら、たとえそうだとしても、
孫子の兵法をもちいた武田の戦略や、
武将の人間模様というのは、なかなか興味深い。

「人は石垣、人は掘」

勘助を含め、信玄が多くの重要な人物を失う中で、
人の信頼を得て人を動かす力、
そして、大きな物事を成し遂げていく力とは何だったのか。

甲州法度という法律を作り、晴信は、絶対君主だった
自らをもその法の中に置く。
「自分がその法を破るのであれば、その法の裁きに従う」

人間の営みは、その表現方法は変わっていても、
基本的に不変である、と思う。

+++

毎週日曜日が楽しみで、久々にNHKにお金を払っていて
よかったと思う…。

でも、数年前に訪れた武田神社(躑躅ヶ崎館あと)に、

キティちゃんの石像が置いてあったのは…

どうかと思う。


かわいいけど。


 

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