現在住んでいる家は、富士山も見えるし、景観がよく気にいっている。
しかし、駅や町から若干遠いのがネックだ。
そこで、家探しをここのところしているのだけど…
駅近の好立地の物件が本当に少ない。
「どうせ若い人は中心市街地に住まないで郊外に出ていくのだから…」
だから、高齢者対策の街づくりが大事だ、という話をあちこちで
聞く機会は多い。だから、中心市街地に高専賃のような高齢者専用
住宅も増えている。
しかし、私のようにまだこれから育児をする年代だって、便利な
まちの中心に住みたい。昔よりもさまざまな社会負担が増えている
昨今、コンパクトなまちなかで暮らすことで減らせる負担も多い。
若い人が中心市街を捨てているのではない。
まちが若い人を捨てている。
物件を探しながら、日ごろから考えている問題の渦中に自分も例外なく
立っていることを再認識した。