まあ、色々とかきたいことはあるけど、最近の雑感。
まず、人を尊敬できない人間になることは、自分の信頼や魅力をなくす。
失敗が許されるときに、勝てる勝負ばかりを選んで、
正面から物事にのぞまないのであれば、人間の器は
今以上に大きくなることは無い。
ましていわんや、一人で勝負もできずに群れを成してそれを
するのであれば、それは一人だけの問題ではない。
そのような自分が「優れている」、と思うのを、
「誇大自己」という。
現代人は人や事象と素直に向かい合うということが下手だ。
現実を誇大自己にあわせようとする。
でも、世の中そんなに甘くない。現実にぶち当たると、傷ついてしまう。
だから、自分の失敗や、できないことを何かのせいにする。
最初に馬鹿にした態度をとって、それをやらない屁理屈をこねる。
同じ土俵に乗ろうとせず、自分が勝てると思う勝負ばかりに引き込もうとする。
表層ばかりを捉え、その意味を理解しようとせず、
俺に指示をするな、などと言葉尻ばかりをつつこうとする。
それは、自分自身への引きこもりでしかない。
そして、世の中や周りの人に、
「自分をかわいがれ」
と当然の権利のように求める。
甘い。
弱い。
世の中は、そんな彼らが思うほど、彼らを気にかけやしない。
なぜか。
それは魅力が無いからだ。
色々な人に会い、体験をし、自分が全能だという尊大さを捨て、
自分を磨き、引きこもりを脱すること。
素直に人のことを尊敬できるようになること。
物事、人の話やアドバイスの意味を考える思考能力を鍛えること。
そしてなにより、おびえる事をやめ、傷つくことを恐れないこと。
失敗が許される時に、失敗する体験をすること。
それが等身大の自分を見つめ、器を大きくしていくことにつながる。