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勝てる勝負

まあ、色々とかきたいことはあるけど、最近の雑感。

まず、人を尊敬できない人間になることは、自分の信頼や魅力をなくす。

失敗が許されるときに、勝てる勝負ばかりを選んで、
正面から物事にのぞまないのであれば、人間の器は
今以上に大きくなることは無い。
ましていわんや、一人で勝負もできずに群れを成してそれを
するのであれば、それは一人だけの問題ではない。

そのような自分が「優れている」、と思うのを、
「誇大自己」という。

現代人は人や事象と素直に向かい合うということが下手だ。
現実を誇大自己にあわせようとする。
でも、世の中そんなに甘くない。現実にぶち当たると、傷ついてしまう。
だから、自分の失敗や、できないことを何かのせいにする。
最初に馬鹿にした態度をとって、それをやらない屁理屈をこねる。
同じ土俵に乗ろうとせず、自分が勝てると思う勝負ばかりに引き込もうとする。
表層ばかりを捉え、その意味を理解しようとせず、
俺に指示をするな、などと言葉尻ばかりをつつこうとする。

それは、自分自身への引きこもりでしかない。

そして、世の中や周りの人に、
「自分をかわいがれ」
と当然の権利のように求める。

甘い。
弱い。

世の中は、そんな彼らが思うほど、彼らを気にかけやしない。
なぜか。
それは魅力が無いからだ。

色々な人に会い、体験をし、自分が全能だという尊大さを捨て、
自分を磨き、引きこもりを脱すること。

素直に人のことを尊敬できるようになること。
物事、人の話やアドバイスの意味を考える思考能力を鍛えること。

そしてなにより、おびえる事をやめ、傷つくことを恐れないこと。

失敗が許される時に、失敗する体験をすること。
それが等身大の自分を見つめ、器を大きくしていくことにつながる。

 


 

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2007年06月23日 00:48に投稿されたエントリーのページです。

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