唐津の町は、旧唐津銀行や竹屋さんだけでなく、
趣きある古い建物や唐津焼の土産店、
11月の唐津くんちにつかう曳山を収めた曳山展示場、
唐津神社、唐津城などの見所が歩いて回れる範囲に
散らばっています。
また、その範囲には大きい病院やスーパー、
商店街などもあり、コンパクトな町になっています。
実際は、郊外にできたジャスコの影響を大きく受けている
ようですが、公共施設や観光施設、商業機能がまとまって
いるので、なんとなく活性化のポテンシャルを感じます。
博多からも1時間程度ですし、この地域では玄関口のような
位置づけであるほか、隣町の玄海町にある原発の関係者も
きっと多いことでしょう。
ところで、街を歩いていて思ったのですが、
行き先案内があちらこちらにあって、とても歩きやすい、
ということです。
これはとても感心しました。
特に、城下町などはわざと道を複雑にしているような
ところも多く、そのままに現代の町も続いている場合は
とくに地域外から来た人間にとってはわかりづらく
ストレスをもたらすものです。
ですから、このような表示が的確にたっていると、
ストレスなくまちあるきを楽しむことができるのです。