尼崎に行ってきました。
中心市街地活性化の取り組みのお話を、
市役所さん、会議所さん、TMOさんと支援アドバイザーにお聞きし、
まちを案内していただくのです。
尼崎市の取り組みでは、ソフトの取り組みが充実。
みなさんとても楽しそうに取り組まれています。
タイガースもまちをあげて応援体制。
「尼崎ブランド」の商品発掘や、商品づくりもなかなか目を見張るものが
あります。
TMOが制作したブランドを取り上げたガイドブックは480円にもかかわらず、
大手書店の店頭にも並び、第1版も即売。現在は第3版が店頭に並んでいるのだそう。
TMO直営の尼崎ブランドショップでもガイドブックが売られている。
ワンダフルソース(とんかつ)
これも尼崎ブランドの人気商品。
実は、甲子園球場名物の焼きそばに使われている
ソースはこれ。
とんかつとウスター2種類を、7:3で混ぜるのだそうだ…。
値段は460円(だったと思う)
もともとは、業務用で一斗缶と一升瓶しかなかったところを、
メーカーに働きかけて家庭用サイズが実現した。
「新幹線で持ち帰るときは注意してくださいよ」
とTMOのかた。
「それ、いまどき珍しく木樽で作ってるんです。だから、
酵母が生きていて常温だと発酵が進んで
爆発します。まあ、 東京までなら大丈夫だと思いますけど」
なに…!?
新幹線で爆発したら…「ワンダフル・ソース・テロ」に
なってしまう…車内に広がるどこか懐かしいソースの香り…。
JRにより
「新幹線には花火、大量のマッチ、火薬物、
ワンダフルソース持ち込み禁止」
にならぬことを切に願う。
(ちなみに、川崎まで常温で持ち帰ってもぜんぜん大丈夫でした!)
こんなのも、尼崎ブランド。全国シェア80%。
じつは、湯たんぽ。3200円(ちと高い)。
通常の湯たんぽよりもふた周りくらい小さいミニサイズ。
夏場、クーラーで手足が冷えてしまう女性にも使いやすいサイズ。
IHクッキングヒーターでも暖められるように作り方が工夫されている
だけではなく、気密性も高く湯が漏れない。
なおかつ、注ぎ口は大きいのでお湯も入れやすく、かわいらしい
カバーも同梱されているので包んで使える。そのカバーは半分
折り返せるので、湯を入れるときにすべてをとる必要はない親切設計。
手に持ってみると、しっかりとしたつくりだというのがすぐわかる。
そして、湯たんぽは環境にもやさしい暖房器具でもあるのだ。
カラーバリエーションも数種類あるのだが、
残念ながらタイガースカラーはなかった。せっかくだから、タイガース
カラーがほしかったのだが。
いやはや、使ってみるのが楽しみでなりませんぞ…♪
しかし待てよ…。
しまった!
まだ夏だった。しばらく使えないじゃん。
しかも自分は暑がりの汗っかき。
ということで、この湯たんぽは早速、冷え性の家内の
ものとなりました。
マイ・湯たんぽ…(未練)
ほかにもいろいろと尼崎に由緒ある商品があり、そのどれもに
遊び心を感じさせ、見ているだけでも楽しい時間でした。
ブランドショップで買い物をすると、
こんな袋に入れてもらえます。
これも、「尼崎」を前面に押し出して遊び心を感じさせる
紙袋。
反対面。
ちょっとまてよ…何か違和感が…
ノ、ノリツッコミですか…!?
これぞ尼崎ブランド。
「ここまで来たら、底にも
”ソコがオチやねん(物は落ちません)”と書いたらどうですか?」
と提案してきました!