イスラエルの文学界最高の賞「エルサレム賞」を
村上春樹氏が受賞した。
圧倒的な武力を持ってパレスチナを侵略し虐殺を続ける
イスラエルでの受賞は、彼自身悩み、また、外部からの
「受賞しないで」
という要望も多かったという。
しかし、彼は受賞し、イスラエルへ行く道を選んだ。
「受賞を辞退して沈黙するのではなく、受賞し、ここで
話すことを選んだ」
村上氏は、受賞後のスピーチで、イスラエルによる
圧倒的な武力行使によるパレスチナ弾圧と、ハマスに
よるロケット攻撃に対し、反対をはっきりとのべた。
とくに、かつてユダヤ人がナチスにされたようなことを
パレスチナにたいして行っているイスラエルを、イスラ
エルの聖地で明確に問うた行為は、人の良心の発露を
見た気がする。
なんと、勇気があり、なおかつ彼だからこそできた、
影響を与えることができる行為だったろう。
素直に、村上氏に賛辞を送りたい。そして、ありがとう。