今年も由利本荘市商工会さんのおかげで開催できた
やりがい商売研究会。
11月から4ヶ月にわたる月一回の研修。
宿題を毎月、知恵を絞りながら考え、実践してくれた
8人の研修生。
みんな成果があった。
研修生同士のコラボ企画が、研修生の間から考え出され、
アイデアでつくられ、実践され、そして、みんなに勇気と喜びをもたらした。
地域の人が、そこに来て、笑顔になった。
僕は、うれしかった。
この仕事をしていて心から良かったと、
彼らの人生の商売という手段だけではないなにか、
彼らの人生の何かに自分がチカラになれたのだと
そう感じて、僕は本当に幸せだった。
研修が終わった日、みんなで夜中まで懇親会。
酒宴にかラオケ、声は枯れたが、楽しかった。
夜中まで飲んだ。翌朝、ほんの数時間しか経っていないのに、
二人の研修生の方が、朝、僕を駅に見送りに来てくれた。
駅で不意に掛けられた声。驚いた。
ありがとう。とても感動した。
そんなふれあいに、僕は自分を信じる勇気を持ち、
人に提案していく自信を持てる。
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週があけて、商工会から、研修生の研修に対するアンケート結果が
送られてきた。
みんな、色々と感想を書いてくれていた。
そして、それはどれも、僕を感動させたり、やりがいを感じさせてくれるに
十分なものだった。
人の人生に関わることは、生半可なことではない。
取り繕うことでもない。
ときに、命を削っていると感じることもあるかもしれない。
そんなふれあいの先にあるもの。
良心的な人々と、ともに作り上げてきたもの。
商工会の皆さん、ありがとう。
その価値を感じられるこの仕事は、なんて素敵なものなのだろうか。
ありがとう。
なんだか、そこの研修会が終わったことを考えれば、
もうみんなが恋しい。
情けないかな。
でも、そんな気持ちで僕は仕事をしている。
そして、僕はここに生きている。
すばらしい研修生、情熱的商工会指導員さんと