問題としてではなく、叶えたい夢を語るようにしよう

問題としてではなく、叶えたい夢を語るようにしよう

昨日は東京都心で所属するコンサルタント組合の会合。
しばらくオンラインミーティングが続いていたので、久しぶりのリアル開催でした。
それぞれの現況と意見交換の中で、しみじみと考えたことがありました。
それは、
「問題を語るより、夢を語るほうが良い」
ということです。
理由は
・前に進む主体的な力、動機につながる
・聞いている相手も前向きに共感することができる
ということ。
つまり、外から与えられる動機ではなく、
自分の中から湧き出る動機だから、ということ。
とかく、日本社会は
外部の「問題」をとやかく語り、
その解決を他人事のように話す傾向が強い、
ずっとそれを続けてきている、
というように感じています。
まちづくりの現場しかり。
それでは、結局誰が動くこともなく
「行政がやれ」「〇〇がやればいい」
ということになってしまいます。
いっこうに前向きな力にも、
仲間づくりとなる共感も得られなければ、
その場の時間すらつまらなくなってしまうかもしれません。
私は特に、
「夢を語れる子供たち」
がいかに地域に増やせるか、ということが
将来の地域や社会の持続性にとって
大切だと思っています。
でも、いま、
なかなか子供たちが夢を持てるような状況にはありません。
それを
「子供たちが夢を持てないよね」(だから、誰かどうにかして)
ではなく
「子供たちがらんらんと目を輝かせて将来の夢を語れるような社会にしたい!」(じゃあ、なにができるか)
と私は考えたいと思いますし、
同じことに対しても
問題としての表現よりも、
夢や希望としての表現として語れるようで居続けたいと思っています。
伊藤大海 1976.2生まれ 東京都日野市在住。 愛知県半田市中心市街地活性化市長特任顧問。 まちづくりコンサルタント。 経済産業大臣登録中小企業診断士。 地域の資源に目を向けた活性化プロジェクトや活性化エンジン組成、事業構想支援など。
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